経路2
陽谿(ようけい)

陽谿(ようけい)の由来
「陽」は、陰陽の陽を意味しています。東洋医学(漢方)の人体区分では、人体の正面側を陽、裏側や内側になるところを陰と呼びます。例えば手の甲は陽、手のひらは陰というわけです。このツボは手の甲にあるため、ツボ名に陽という字が付けられました。一方、「谿」は山間のい谷川を意味しています。つまり陽谿は、手の甲の浅いくぼみにあるツボという意味なのです。
陽谿(ようけい)の効能
手の機能を調整するツボで、しびれ・痛みなど、腕や手の症状改善に有効です。テニスひじ、野球ひじなどのスポーツ障害にも効果があります。また、咳や息苦しさ、のどの痛み、冷え症、歯痛、耳鳴り、難聴、中風などにも効きます。そのほか、精神を落着かせる働きがあり、躁病の治療にも用いられます。
陽谿(ようけい)の位置
手の甲を上にして指を開きぎみにし、親指をグッとそらせると、親指のつけ根に二本のかたいすじがあらわれます。このすじの中央部で、手首にできる横じわの中にあります。また、くぼみを指でさわると、前腕の骨と手の骨が接している部分がわかります。
陽谿(ようけい)が所属する経絡
手の陽明大腸経