経路1
雲門(うんもん)

雲門(うんもん)の由来
「雲」は、雲霧を指します。たちのばる湯気が、もやもやとこもっている様子のことです。「門」は、出入口のことです。東洋医学(漢方)でいう気血や邪気の出入口を意味します。三焦は胸にあって、上から上焦、中焦、下焦の三つに分けられます。このツボは、上焦(肺)にあります。中焦から上った気が天の気と交わって、手の太陰肺経の気として出発する所です。このツボを出発点にし、栄養分を含んだもやもやとした気が、十二経脈を通じで全身を巡ります。このことから、雲門と言われています。
雲門(うんもん)の効能
呼吸器系の症状に広く使われるツボです。咳や息切れなどによく用いられています。風邪や喘息、気管支炎などにも効果があります。また、肩から腕、胸にかけての機能を整える働きがあり、肩こり、胸痛、腕の痛み・しびれ、背中の痛みなどの症状の改善にも有効です。
雲門(うんもん)の位置
胸の前、鎖骨のくぼみで、体の真ん中から親指の幅6本分外側にあります。腕を胸から少し離してください。鎖骨の外側の先端と肩の大きな関節部の盛り上がりとの間にできるくぼみを見付けられることでしょう。押してみると、上腕のほうに響くように感じます。
雲門(うんもん)が所属する経絡
手の太陰肺経