経路3
天枢(てんすう)
天枢(てんすう)の由来
「天」は上部、すなわち上半身を指します。「枢」は枢軸、要所を指します。つまり、天枢というツボ名は、体の上半身と下半身の境目にある大切な場所であることを示しています。東洋医学(漢方)の古典的概念では、天部と地部の境になるへその周辺は、上半身と下半身の気が交差していると考えています。そのため、へその周辺のツボは、とくに大切な場所としています。
天枢(てんすう)の効能
上半身と下半身のバランスをとる働きがあるツボです。胃腸や肝臓、胆嚢、脾臓など、消化器系疾患全般に広く効果があります。とくに吐き気や嘔吐を伴う慢性炎や、胃弱による胸やけやゲップ、慢性の下痢や便秘などに効きます。そのほか、子宮や卵巣、精巣といった生殖器の病気、腎臓、倦怠感や冷え症などにも用いられます。
天枢(てんすう)の位置
おへその両側で、親指の幅二本分外側のところにあります。
天枢(てんすう)が所属する経絡
足の陽明胃経