経路4
天谿(てんけい)

天谿(てんけい)の由来
東洋医学(漢方)では、人体を「天・地・人」の三つに分けることがあります。天谿の「天」は、このうちの天、つまり鎖骨から上を示す文字です。「渓」は、谷・谷川を指し、水が川に落ちてくるところ、つまり乳汁の流れを意味しています。したがって、天谿とは、天の木が集まっている肋間にあってお乳の流れをスムーズにする場所を表しています。
天谿(てんけい)の効能
肋間神経痛など、胸の痛に大きな効果を発揮します。特に女性の乳房のはれに効果があります。出産後、乳房がはれて高熱が出ることがありますが、そのときにこのツボで治療すると、はれがひいて熱も下がってきます。
天谿(てんけい)の位置
前胸部の乳頭線上にあって、第四肋間(第四肋骨と第五肋骨の間)で、体の真ん中(前正中線)から親指の幅六本分外側にあります。乳首の中央にある「乳中」からみると、親指の幅二本分外側になります。
天谿(てんけい)が所属する経絡
足の太陰脾経