経路5
神門(しんもん)
神門(しんもん)の由来
「神」は、心を意味しています。東洋医学(漢方)でいう心は、五臓(心・肺・脾・肝・腎)の一つです。西洋医学の心臓の機能に加えて、人間の精神、意識、思考のコントロールを行う機能を意味します。「門」は、出入口のことで、神門という名前は、心気の出入口であることを表しています。
神門(しんもん)の効能
胸痛や動悸、胸部の重苦しさなど、心臓病に関連した症状の治療に効果を発揮します。循環器系疾患では、低血圧症にも効果があります。また、疲労や全身の倦怠感、発熱、寒け、頭痛、めまいといった全身症状にも、効きます。そのほか、嘔吐や食欲不抜、便秘、目の渇きといった消化器症状、健忘症や不眠症、うつ病などの精神疾患にも、効果があります。尿失禁、眼精疲労、腕のしびれに用いられることもあります。
神門(しんもん)の位置
手のひらを上にしたとき、首の関節部の小指寄りの端にあるツボです。手首を軽く曲げるとできる横じわ(手関節掌側横紋)の小指寄りを指でさぐると、豆状の骨(豆状骨)を触ります。神門は、豆状骨の上ヘリのくぼみにあります。
神門(しんもん)が所属する経絡
手の少陰心経