経路1
侠白(きょうはく)

侠白(きょうはく)の由来
「侠」は「爽」(そば)と同じ意で、両脇にはさむという意味があります。「白」は白色のことですが、ここでは、肺を指しています。肺は「五行」では、白に属しています。ちなみに、肝は青、心は赤、脾は黄、腎は黒に位置づけられています。上腕の内側にあるこのツボは、白の肺を挟んで両脇に位置することから、侠白と名付けられたのです。
侠白(きょうはく)の効能
肺をはさむ位置にあることから、呼吸器系の疾患の治療によく用いられます。循環器系の症状にもしばしば用いられ、動悸や胸痛などの症状に効き目があります。加えて、肩こりにも有効です。そのほか、上腕部の痛みやしびれ、テニスひじや野球ひじなどの肘の内側のスポーツ障害や関節炎にも効果があります。
侠白(きょうはく)の位置
上腕の前の外側で、腕を曲げるとできる力こぶ(上腕二頭筋)の外側のヘリにあります。わきの下の横しわの前端から、親指の幅4本分下がったところにあります。『寿世保元』では、侠白を取穴するとき、「乳頭に墨で印をつけ、乳を挟むように上腕を胸の前で交差させ、乳頭におしつけて墨が付いた所がツボである」と記されています。
侠白(きょうはく)が所属する経絡
手の太陰肺経