経路4
箕門(きもん)

箕門(きもん)の由来
「箕」は、穀物から小さなゴミなどをふるい分けるための農具の箕を表しています。「門」は、気血や邪気が出入りする門を意味します。箕門という名前は、このツボをとるとき、座って両ひざを開いたときの姿勢が箕のようであることに由来します。
箕門(きもん)の効能
大腿部の痛みや、婦人科系疾患全般治療によく用いられるツボです。男性の場合は、精巣炎の治療にも使われます。また、泌尿器系の症状にもよく効き、尿量の減少や遺、尿困難などに用いられます。そのほか、足の神経痛や静脈瘤、鼠径ヘルニア、鼠径部のはれ、痔、中風(脳卒中の後遺症)などに有効です。大腿部の内側に生じた肉離れも使われます。
箕門(きもん)の位置
大腿部内側、ひざの皿の内側(膝蓋骨底内端)の上へりと、下肢のつけ根(鼠径溝)のほぼ中央にある「衝門」を結んだ線上にあります。「衝門」から三分の一だけ下に行ったところにあります。このツボを押さえると、大腿動脈の拍動を感じます。
箕門(きもん)が所属する経絡
足の太陰脾経