経路14
気海(きかい)
気海(きかい)の由来
「気」は、先天の元気を表します。「海」は、大海を指しています。生命エネルギーである気が、全身を巡って最後にたどり着く大海であるとされるツボです。海の水が蒸発して雲となり、再び雨として大地に降り注ぐように、気海に集まった気はここで醸成されて、再び全身を巡るのです。気海の少し下にある「関元」とともに、生命を維持するうえで重要な意味をもつツボです。また、この二つのツボをまとめて「丹田」と呼んでいます。
気海(きかい)の効能
気の力が弱まって、生命力が低下したために起こる様々な症状に効果を発揮します。下痢や消化不良のほか、月経障害や不正出血、不妊症といった婦人科系の症状にも効果があります。男性の場合には、精力減退やインポテンツ(ED)に用いられます。そのほか、呼吸器疾患や腎臓病、膀胱炎などにも使われます。また、うつ病などの心の病気にも効果があります。
気海(きかい)の位置
下腹部、おへそから親指の幅三本分下がり、その部分の真ん中(前正中線)から親指の幅四本分外側にあります。
気海(きかい)が所属する経絡
任脈