経路8
彧中(いくちゅう)

彧中(いくちゅう)の由来
「或」は、肺の近くを区切って囲むことを指すとともに、色の美しさを示しています。古代では、「肺は華蓋」といわれ、華やかな彩りの府とされていました。「中」は、胸の内部を意味しています。大切な肺を囲って守ることからこの名が付けられたのです。
彧中(いくちゅう)の効能
食道疾患や肋間神経痛、気管支炎、心臓病などに効果があります。食欲がないときや、胸から脇腹にかけて苦しいとき、あるいは、気管支炎による咳や喘息発作などの治療によく使われます。そのほか、甲状腺のはれにも効果が期待できます。
彧中(いくちゅう)の位置
前胸部の第一肋間(第一肋骨と第二肋骨の間)で、胸の中央の線(前正中線)から親指の二本分、外側にあります。
彧中(いくちゅう)が所属する経絡
足の少陰腎経