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高血圧症|症状・病気

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高血圧症

高血圧症に関する情報をご紹介します。 東洋医学の視点で、できるだけわかりやすくご紹介します。内容は、東洋医学概論(医道の日本社)、読体術~病気診断・対策編(農村漁村文化協会)を参考にしています。

高血圧とは


高血圧とは、血圧が正常範囲を超えて高く維持されている状態を指します。虚血性心疾患、脳卒中、腎不全などの発症原因となるリスクがあると言われています。なお、日本高血圧学会では高血圧の基準を定め、収縮期血圧が140mmHg以上又は拡張期血圧が90mmHg以上が高血圧であるとしています。

高血圧症の東洋医学的な考え方


東洋医学では、高血圧になる原因を、体内に流れる「陰」又は「陽」が過剰になって停滞した結果として「血」の流れを悪くしていると考えます。

「陰」とは、余分な水や皮下脂肪など「湿」や熱を含んだ「湿熱」のことで、「陽」とは、ストレスやイライラなど感情の働きが亢進したり、過労や寝不足で鎮静役の陰が不足したりして「陽」が過剰になっている場合を指します。

「陰」が充満するタイプでは、拡張期血圧(下の血圧)が高くなるのが特徴です。

拡張期血圧は心臓が収縮していないときの圧力です。血管内のものが過剰になり内側から血管を押し、血管の外の過剰なものが血管の外側から押すことによって血圧が上がるというものです。肥満症や高脂血症などと関係する高血圧です。証としては、「湿熱」「湿痰」「血瘀」が当たります。

カロリー取りすぎでは?


「陽」が過剰なタイプでは、収縮期血圧(上の血圧)が高くなるのが特徴です。

収縮期血圧は、気の勢いが盛ん過ぎて心臓の筋肉の収縮力を異常に強めます。血管の内外の湿や「血瘀」など陰の過剰が加わると、陽ががんばってしまい血圧は更に上昇します。そうなると、上下ともに血圧が高くなります。

頑張りすぎていない?


さて、寝不足や過労によっても血圧は上がります。水が少ない「陰虚」体質に発展し、鎮静作用が抑えられ心拍数が上がって陽に支配された形で血圧が上がるのです。悪いことに、血管が硬くなって動脈硬化を引き起こす原因にもなります。

また、加齢によって「腎」の働きが弱り、精が少ない「陽虚」体質も高血圧を誘引します。

高血圧の漢方治療


総じて言えることは、水分量を少なくすることです。喉が渇いたときだけ水分をとるようにしてください。また、過食を控え、汗をかく程度の運動によって、気・血・水の巡りを良くして下さい。

さらに、睡眠時間を充分とり、おだやかな気持ちで過ごしたいものです。

高血圧の漢方薬


高血圧で用いる漢方薬です。


血圧は体の必要に応じて調整されますので、降下剤によって、無理に下げることが良いとは言えません。漢方薬を使って、高血圧になった体の不調を整えて、その結果として血圧が正常に戻ってくるというのが、東洋医学の目指すところです。

高血圧に効く漢方薬はどれを選べばいいの?
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