六腑の病証1|漢方用語

六腑の病証1|漢方用語
お客様ページ

HOME漢方用語>六腑の病証1

六腑の病証1

六腑の病証1についてご紹介します。 漢方用語は難解のことばが多いので、できるだけわかりやすく解説をしています。内容は、東洋医学概論(医道の日本社)、読体術~体質判別・養生編(農村漁村文化協会)を参考にしています。

六腑の病証1


六腑とは、「胆」「胃」「小腸」「大腸」「膀胱」「三焦」のことです。ここでは「胆と胃」について、その病証をみていきましょう。

胆の病証


胆は、精汁(胆汁)を流すことで、脾胃の消化吸収を助ける働きをします。この機能は、肝が調節していることから、肝の調子が悪くなれば、これらの動きも鈍くなります。また、中焦に湿熱がある場合も、同様に胆への障害が起こります。

胆汁の排泄が順調に行われないと、悪心、嘔吐、口が苦くなるなどの症状が現れます。胆汁が外に漏れると、黄疸になります。

さらに、胆は、決断力や勇気の源泉です。胆気が虚すと、不安感が強くなったり、ちょっとしたことでも驚きやすくなります。

胃の病証


胃は、飲食物を受け入れ、消化する働きをします。胃が痛んだり、消化機能に異常が現れると胃の病のサインです。

○胃寒
実寒と虚寒があります。胃の実寒病証は、寒邪が胃を犯している病証で、上腹部の冷痛などが起こります。また、寒飲が胃に停滞して起こるものもあります。

胃の虚寒病証は、胃陽虚によるもので、主な症状は上腹部の鈍痛などが起こります。ただし、食後には和らぐこともあります。

○胃熱
実熱と虚熱があります。胃の実熱病証は、胃熱又は胃火によって起こります。胃熱は、邪熱や精神抑鬱、油っこい物や甘い物、辛い物などの偏食が原因になります。

主な症状は、上腹部の灼熱痛などです。また、食欲の亢進や食後すぐにお腹が減るという現象も起こります。口臭や強い口の渇き、便秘などを伴いやすくなります。

胃の虚熱病証は、胃陰虚によるもので、主な症状は、上腹部のそう雑です。そう雑とは、空腹なようで空腹でなく、痛むようで痛まないなど安らがない状態をいいます。しだいに、上腹部が痛むようになりますが、胃に食物が入ると治まります。

空腹感はありますが、あまり多くを食べられないのがこの病証の特徴です。口や咽頭の軽い乾きを伴います。

○食滞
傷食、食積ともいいます。脾胃の運動に異常が生じたり、脾胃に寒があることによって、食物が一晩たっても消化されずに、胃腸に滞っている状態をいいます。

主な症状は、食を嫌う、胸や胃が使えて苦しいなど。大便は、酸臭が漂います。



サイトマップ   漢方薬の料金   特定商取引表示   運営薬局   個人情報保護方針   よくある質問   問合せ/事前漢方相談
Copyright (C) 2016 Spreadcam All rights reserved.