肝の病証|漢方用語

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肝の病証

肝の病証についてご紹介します。 漢方用語は難解のことばが多いので、できるだけわかりやすく解説をしています。内容は、東洋医学概論(医道の日本社)、読体術~体質判別・養生編(農村漁村文化協会)を参考にしています。

肝の病証


「肝」の機能が悪くなると、気の調整や脾胃の機能、そして情動の調整がうまくいかなくなります。また、血に影響が出ると、肝が影響を及ぼす目や筋に異常が出てきます。眼精疲労、筋の引き連れなどです。女性では、月経に影響を及ぼします。

また、七情の中の「怒」と関係することから、怒りすぎは肝に悪影響を与えることに。では、具体的に肝の病証をみていきましょう。

肝気の停滞


精神的なストレスによって引き起こされます。肝病の実証です。

気鬱、気滞が起こり、主な症状は、精神抑鬱、怒りっぽい、胸心、胸脇苦満、脈弦です。女性は、肝気の停滞によって、気病が血に及び月経障害になることも。また、乳房にも気滞による痛みがでることもあります。

肝火の亢進


この病証は、肝気の停滞が進化して火となり、火が経脈に沿って逆上して起こります。肝病の実証です。酒、たばこ、辛い食べ物の過度な摂取によって起こることも。

主な症状は、頭痛、目の充血、イライラ、怒りっぽいなどがあります。また、肝の表裏関係の胆に移動すると、耳鳴りや口苦が出てきます。心に飛ぶと、不眠や多夢などの症状も出ます。

肝陰虚


この症状は、肝の陰液が不足して、滋養作業が低下して起こります虚熱病証です。腎陰の不足や熱による肝陰の損傷、温熱病による陰液の損傷によって起こります。肝病と陰虚の症状が同時に出ることも多いです。

主な症状は、目の乾燥、脇痛、て足の引きつりです。耳鳴り、めまいなども同時に感じることもあります。

肝陽の亢進


この病証は、陽の亢進を主とします。肝鬱、肝火が進行して起こったり、肝腎が陰虚となって、肝陽を制御できずに起こることも。陽の亢進による実証にもみえるが、本質は陰虚です。本質は虚、表面は実という本虚標実証です。

めまい、耳鳴り、目の充血、怒りっぽい、腰がだるいなどの症状が出ます。

肝血虚


この症状は、全身に血虚による症状が出ます。血の生成不足や過度の出血、慢性病が原因になります。肝血の調整機能が失調し、臓腑、組織、器官に影響を及ぼします。

主な症状として、目の乾き、かすみ、顔色が黄色くなる、めまい、不眠などがあります。また、四肢のふるえ、筋肉の引きつりも起こります。月経の量は少なくなり、閉経になることも。

肝風


この病証は、内風証の一つです。ふるえ、ふらつきなどの動揺現象や、めまいなどの症状が現れます。肝腎の極度の陰虚が原因で、陽をコントロールできなくなり起こります。

また、血の不足によって筋の栄養失調や、感度の肝陽の亢進でも起こります。主な症状は、めまい、しびれ、ふるえ、悪化すると半身不随になることも。



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