胆嚢炎・胆管炎(34歳女性)の漢方相談

ご相談者
-肺炎、骨粗鬆症、便秘薬を常用してます。
堀口先生
胆のう炎胆管炎でお悩みとのことですね。さらに肺炎や骨粗鬆症もあるとのことですが、服用中のお薬をお知らせ頂けますか?また、ご年齢からすると、起こりにくいご病気ですが、どのような経緯でご発症したのでしょうか?よろしかったら、お知らせください。
ご相談者
-肺炎は、幼少の頃、罹患しました。骨粗しょう症については、2年前骨折をした時に骨量を測定したところ、骨量が年齢の平均より低いことがわかり診断されました。骨粗しょう症について薬は服用しておりません。
便秘は幼児のころからで 現在は、ラキソベロンとマグネシウム製剤を服用してます。
胆嚢に関しては、整体にかかったとき、顔、手のひら足の裏の皮膚が黄色いことで言われたことです。もともとの体質で脾臓と肺が悪いことも指摘されました。これらの症状が漢方薬で改善されればと切実な思いで今回依頼した次第です。
どうぞ私の症状に合う漢方をよろしくお願いいたします。
堀口先生
お知らせありがとうございます。証判定の結果は、多岐にわたっていますが、まず血虚と陰虚、気滞から改善していきましょう。
手のひらや足の裏などが黄色とのことですが、漢方的には肝の血虚を表しています。肝の血が不足すると、精神的に不安定になります。これを解消するのに、柴胡加竜骨牡蠣湯を選びます。柴胡加竜骨牡蠣湯には、耳やのど、眼などを潤す作用もあります。
さらに、婦人科ホルモンの働きを調整するために、桃核承気湯を合わせて、一種類としてご用意します。桃核承気湯は、骨盤内の流通をよくする作用もあり、大便小便の排出や卵巣子宮の働きを高めます。
柴胡加竜骨牡蠣湯と桃核承気湯には、排便促進させる作用があります。ラキソベロンやカマなどマグネシウム製剤は、併用してもよいですが、便通の状態で加減してください。カマはなしで、ラキソベロンだけでもよいかもしれません。
処方された漢方薬
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柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう) | |
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「比較的体力があり、心悸亢進、不眠、いらだち等の精神症状のある人」の次の症状に有効とされています。 高血圧症 動脈硬化症 慢性腎臓病 | ||
| →適した証:陰虚 気滞 | ||
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桃核承気湯(とうかくしょうきとう) | |
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「比較的体力があり、のぼせて便秘しがちな人」次の症状に有効とされています。 月経不順 月経困難症 月経時や産後の精神不安 | ||
| →適した証:血瘀 | ||