緊張性の多汗症の漢方相談(40歳女性)|漢方相談

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緊張性の多汗症(40歳女性)の漢方相談

緊張性の多汗症でお悩みの方が、うち漢方に漢方薬のご相談をされた事例をご紹介します。
グラフは、ご相談者の証を表しており、色が濃いほど証が強く出ていることになります。ご相談者と堀口先生のやりとりを表すタイムラインでは、先生が漢方薬を処方した理由などがご覧になれます。漢方薬を選ぶ際の参考にしてください。
ご自身の証を確認したい場合は、体質チェックをお試しください。

ご相談者


-緊張性の多汗症。 全身にかきますが、特に頭部と顔がひどいです。 20歳くらいから。 3年程前に別の薬局で処方してもらっていた漢方を煎じて飲んでいて、いくらか症状は軽減しましたが、やめてからまた出てくる様になりました。


堀口先生


ご相談ありがとうございます。上半身の多汗にお悩みとのことですね。精神的な緊張が発汗させているようですが、頭や顔が特に多いとのことは、ホルモンによる影響が大きいでしょうね。月経血が少ないとのことですが、他に婦人科の不調はありませんか?


ご相談者


-婦人科の不調についてですが、生理は20年ぐらいずっと不順でしたが、ここ半年くらいは周期が安定してきております。 婦人科検診(子宮頸癌と子宮癌、乳がん検査)は、毎年やっていますが特に不具合は見つかっていないです。
生理痛と、生理前の体調不良は強いほうです。 生理痛は1日目~2日目ぐらいまで、薬を指定量以上飲まないと日常生活に不調をきたすくらいの重さです。


堀口先生


お知らせありがとうございます。お悩みの多汗は、やはりホルモンとの関係が強いですね。血虚の影響ですね。
酸素や栄養分を供給する血が不足すると、ホルモンや自律神経の働きが上手く伝達されなくなります。さらに血液は、脳や内臓の働きを応援しながら、冷却する作用もあります。
機械がフル稼働すると熱を発すように、人間の脳や内臓もフル稼働すると熱くなるのです。血液は、このような余熱を冷却する作用もあるのです。○○さんのように血虚体質の方は、身体に熱を持つと、冷めにくいのです。ですから多汗快方へは血虚の改善は必須ですね。
それと気滞を改善していくことも必要ですね。緊張感やイライラ感を少しでも軽減することです。これらの改善に良い漢方薬があります。


ご相談者


-詳細な説明ありがとうございました! まずはひと月程試してみたいのですが、処方お願いできますでしょうか? よろしくお願いします。


堀口先生


お知らせありがとうございます。柴胡加竜骨牡蠣湯と女神散の組み合わせがよいです。2処方を混ぜて一種類とします。
柴胡加竜骨牡蠣湯は、心身の緊張を緩和して、肩のコリやイライラ感などを鎮めます。
女神散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、頭部の熱感やのぼせなどを改善します。


処方された漢方薬



柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
「比較的体力があり、心悸亢進、不眠、いらだち等の精神症状のある人」の次の症状に有効とされています。
高血圧症 動脈硬化症 慢性腎臓病       
→適した証:陰虚 気滞 
女神散(にょしんさん)
「のぼせとめまいのある人」の次の症状に有効とされています。
産前産後の神経症 月経不順 血の道症 
→適した証:気滞 

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