逆流性食道炎(67歳男性)の漢方相談

ご相談者
-胸部中央から背中に筋肉痛のような軽い痛みが長年取れない。
両腎臓、背中あたりも筋肉痛のような鈍痛がある。(定期内科健診では特に異状なし、それと、長年腎結石をもっていたが、2年はど前に体内から自然排出した。)耳鼻咽喉科で喉から食道にかけ、赤くはれていて、胃酸が上がってきているかもしれないと指摘された。
薬を飲んだ経験なし。再度よろしくお願いします。
堀口先生
証判定の結果から、血虚と湿痰、血瘀が高く出ました。処方は、前回選んだ安中散に、五積散を混ぜてご用意します。
安中散は、胃酸を抑え、胃や食道の粘膜の炎症を鎮め、痛みを緩和します。桂枝と延胡索が消化器の痛みを和らげます。
五積散は、体内(特に胃腸や関節)の余分な水分を捌き、炎症を鎮める作用があります。腰痛や腹痛などにも効きます。
処方された漢方薬
![]() |
安中散(あんちゅうさん) | |
|
「やせ型で腹部筋肉が弛緩する傾向にあり、胃痛又は腹痛があって、ときに胸やけ、げっぷ、食欲不振、はきけなどを伴う人」の次の症状に有効とされています。 神経性胃炎 慢性胃炎 胃アトニー | ||
| →適した証:気滞 | ||
![]() |
五積散(ごしゃくさん) | |
|
「慢性に経過し、症状の激しくない人」の次の症状に有効とされています。 胃腸炎 腰痛 神経痛 | ||
| →適した証:湿痰 | ||