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ストレス、口内炎、ニキビ、緊張(49歳男性)の漢方相談

ご相談者
-仕事のストレスから口内炎と鼻の頭にニキビが消えては出来の繰り返しです。
性格は極度の緊張しいで心配性、気が小さいくせに怒りっぽい。 赤ら顔、鼻の頭が赤い、お酒たばこは吸いません。 冬場は手足の冷えがすごい。 冬場の寒い外から室内に入ると、顔が真っ赤になります。
今年初めごろから、常に喉にイガイガ感が有り、淡が絡み声が出づらい。 夜は普通に寝られます。 人と話すのが苦手で緊張してしまいます。 人前で話さなければならない時が多いので、緊張しない漢方はございませんか?
以上を踏まえて私に合う漢方はございますか?
堀口先生
極度の緊張にお悩みとのことですね。証判定の結果を拝見すると、気滞や湿熱、陽虚などが出ています。
体質的に、血が頭部に上昇して停滞するいわゆる冷えのぼせ状態を起こしやすいようですね。ニキビや鼻の赤さ、鼻やのどの症状からもそれが表れています。
血液の循環を改善する必要があります。自律神経とホルモンが大きく関与しており、それらを漢方で調整することができます。
また、ニキビなどから、特に頭部には、悪い血が停滞して汚れています。それを解毒代謝する必要もありますね。柴胡加竜骨牡蠣湯や抑肝散、荊芥連翹湯など候補に上がられます。
ご相談者
-ストレス、口内炎、喉に違和感、緊張、を重視してください。
堀口先生
証判定をありがとうございます。湿熱の改善も必要ですね。
今回の漢方薬は、半夏厚朴湯と抑肝散を組み合わせて一種類とします。
二種類目を柴胡加竜骨牡蠣湯と防風通聖散を組み合わせましょう。
半夏厚朴湯は、のど緊張違和感を和らげ、のどのイガイガや痰をスッキリさせます。
抑肝散は、心身の緊張感を鎮めて、イライラや不安、緊張感を緩和します。
柴胡加竜骨牡蠣湯も、心身の緊張感を鎮めて、イライラや不安感の他に、のぼせや手足の冷えなども改善します。
防風通聖散は、解毒代謝を活性化する作用があり、頭部の炎症(鼻や口内など)を鎮め、鼻赤やニキビ、口内炎などを改善します。
処方された漢方薬
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半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう) | |
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「気分がふさいで、咽喉、食道部に異物感があり、ときに動悸、めまい、嘔気を伴う人」の次の症状に有効とされています。 不安神経症 神経性胃炎 つわり | ||
| →適した証:気滞 | ||
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抑肝散(よくかんさん) | |
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「虚弱な体質で神経がたかぶる人」の次の症状に有効とされています。 神経症 不眠症 小児夜なき | ||
| →適した証:気滞 | ||
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柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう) | |
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「比較的体力があり、心悸亢進、不眠、いらだち等の精神症状のある人」の次の症状に有効とされています。 高血圧症 動脈硬化症 慢性腎臓病 | ||
| →適した証:陰虚 気滞 | ||
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防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん) | |
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「腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな人」の次の症状に有効とされています。 高血圧の随伴症状(どうき、肩こり、のぼせ) 肥満症 むくみ | ||
| →適した証:湿熱 | ||