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腰部脊柱管狭窄症(76歳女性)の漢方相談

ご相談者
-長年腰痛を患っていて近年、膝の痛みが酷く、最近診断を受けた病院で脊髄狭窄症からの腰、膝の痛みだと診断されました。
服用中の薬 ニザチンカプセル75 ユベラカプセル100 エバテールS900 アムロジビン錠25mg プレミネント配合錠 アロートカプセル1.0 アスパラ・CA錠200 ビビアント錠 20mg
堀口先生
脊柱管狭窄症による腰痛と膝痛にお悩みとのことですね。
膝の周りは腫れやむくみ熱感はありますか?大便が硬いとのことですが、どのくらいの頻度排便はありますか?また下剤などは服用になりますか?小便が多いとのことですが、1日の水分摂取量はどのくらいですか?
ご相談者
-お世話になります。 膝の周りは腫れやむくみ熱感は無いです。排便は1日1回です。下剤などは使用しない。 小便が多いとのことですが、1日の水分摂取量はどのくらいですか? 約1.5l。 よろしくお願いします。
堀口先生
証判定の結果から、陽虚と血瘀が高く出ています。
大便が硬いとのことから、通導散をまず選びます。この処方は、骨盤内の停滞した古い悪い血を通じ導き出す作用があります。骨盤内に停滞した悪い血があると、腰椎周辺の筋肉が硬くなり、痛みを出しやすくします。
さらに疎経活血湯を組み合わせて一種類としてご用意します。疎経活血湯は、血行を良くして、筋肉の生きを良くして、腰痛や膝痛を緩和します。
(別途相談)
堀口先生
お知らせありがとうございます。膝の腫れやむくみ熱感はないとのことですので、疎経活血湯でよいですね。また排便も1日1回で硬いのでしたら、今回の通導散の分量でちょうどよいと思います。
服用後やや排便量が多くなると思いますが、骨盤内を浄化するためには必要です。小便が多いのは、現在服用中の病院のお薬に利尿剤が含まれていますので、水分摂取量に対しては妥当かもしれません。
病院のお薬は今まで通り服用してください。漢方薬は食間か食前で病院のお薬とは服用間隔を30分以上空けてください。
処方された漢方薬
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通導散(つうどうさん) | |
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「比較的体力があり、下腹部に圧痛があって便秘しがちな人」の次の症状に有効とされています。 月経不順 月経痛 更年期障害 | ||
| →適した証:血瘀 | ||
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疎経活血湯(そけいかっけつとう) | |
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次の症状に有効とされています。 関節痛 神経痛 腰痛 | ||
| →適した証:湿痰 | ||