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産後のストレスの漢方相談(33歳女性)|漢方相談

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産後のストレス(33歳女性)の漢方相談

産後のストレスでお悩みの方が、うち漢方に漢方薬のご相談をされた事例をご紹介します。
グラフは、ご相談者の証を表しており、色が濃いほど証が強く出ていることになります。ご相談者と堀口先生のやりとりを表すタイムラインでは、先生が漢方薬を処方した理由などがご覧になれます。漢方薬を選ぶ際の参考にしてください。
ご自身の証を確認したい場合は、体質チェックをお試しください。

ご相談者


-10年ほど前から鬱を患い、軽い抗不安薬(リーゼ5mg)をいただいていました。 妊娠を機に断薬し、2年飲んでいません。 出産後、ストレスにより抑鬱を感じるようになりました。授乳中のため、薬は飲めないと思います。
授乳中でも飲める、ストレスをやわらげるものがあれば、それをいただきながら自助努力をしようと考えています。なにかありますでしょうか。


堀口先生


産後ストレスと抑鬱感にお悩みとのことですね。出産前後は、ホルモンの働きが劇的に変動します。ホルモンの中枢は脳下垂体にあります。ここから、女性ホルモンや催乳ホルモンなどを刺激するホルモンが出て、子宮卵巣や乳腺などの働きを調整します。
脳下垂体は、視床下部の下にあり、大脳の下で眼球の奥にあります。
産前産後は、目を疲れさせないように、読書やパソコン、スマホなど細かい字を長時間見るのは控えてください。脳下垂体の働きを阻害します。視床下部は、自律神経の中枢であり、内臓など働きの他、心身の緊張などと深い関係があります。
証判定の結果を拝見すると、気滞が高く出ています。
ホルモンと自律神経の乱れが原因で、心身に余裕がなく、産後に忙しさやストレスに対応してきれないのだと思います。
柴胡加竜骨牡蠣湯や抑肝散がよいでしょう。これらは授乳中でも服用できます。
また、大便が硬いとのことですが、排便はどのくらいの頻度でありますか?出産前も便秘ぎみでしたか?


ご相談者


-ありがとうございます。妊娠中は一週間に一度のときも。仕事で朝から晩まで外にいましたから。育休に入り、仕事をしなくなってからは、ほぼ1日に一回はでます。ときによって硬くなったりでなかったりします。予定などがあり、朝忙しくするとでないようです。


堀口先生


やはり、柴胡加竜骨牡蠣湯と抑肝散を組み合わせて、混ぜてご用意します。
柴胡加竜骨牡蠣湯は、心身の緊張感から、肩など身体が強ばり、イライラや不安感が増強されるのを改善します。自律神経の働きを調整して便通を良くする作用もあります。
抑肝散は、ホルモンと自律神経の働きを調整して、イライラや不安感を緩和します。


ご相談者


-よろしくお願いします。 もともと、人と話す時に緊張することがよくあり、肩や目がこわばってこり、緊張性頭痛も常にあります。


処方された漢方薬



柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
「比較的体力があり、心悸亢進、不眠、いらだち等の精神症状のある人」の次の症状に有効とされています。
高血圧症 動脈硬化症 慢性腎臓病       
→適した証:陰虚 気滞 
抑肝散(よくかんさん)
「虚弱な体質で神経がたかぶる人」の次の症状に有効とされています。
神経症 不眠症 小児夜なき  
→適した証:気滞 

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