耳鳴り(40歳女性)の漢方相談

ご相談者
-今は耳鳴りが酷い状態です。今飲んでるお薬はメチコパールとアボデスコーワです!中々よくなりません!
堀口先生
証判定の結果、陰虚と気滞が高く、さらに湿痰と血虚も出ています。その他の結果も高めに出ていますね。
まず、耳内のリンパ流通を良くする必要がありそうです。陰虚と湿痰の双方が高く出ているので、鼓膜から内耳の水分調節にむらがあることを示しています。鼓膜は太鼓の皮の部分と同じです。湿り過ぎても乾き過ぎてもいい音が出ません。適度の湿度管理が大切です。
耳も同じ原理で適度な湿り気が必要です。その調節を阻害する要因を探すことが、耳鳴りの治療に不可欠です。
鼻がつまりやすいとありますが、アレルギー性鼻炎や花粉症、扁桃炎などはありますか?皮膚のかゆみもありようですが、やはりアレルギーでしょうか?
(別途メール相談)
堀口先生
まずは、気滞と陰虚の改善から行いましょう。
アレルギー体質もあるとのことですので、鼻炎や扁桃炎にもよく使う荊芥連翹湯を選びました。耳や鼻のどなど潤し、炎症を鎮める作用があります。鼓膜から内耳のリンパ液の流通を調整して、炎症を鎮め、耳鳴りを緩和します。
また、気滞の緩和に香蘇散を選びました。こちらは、のど風邪などに繁用される漢方薬ですが、耳やのどのリンパの炎症を取り、耳の閉塞感を取ります。証判定の結果が、すべて8つの証がいずれも高く出ていますので、二種類のお申し込み頂けると幸いです。
今回は荊芥連翹湯と香蘇散を混ぜて一種類として、ご用意します。
ご相談者
-今耳鼻科で処方されてる薬を飲んでるんですけども!大丈夫でしょうか?
堀口先生
メチコパールとアボデスコーワはそのまま継続して服用してください。漢方薬との併用は問題ありません。漢方薬は食間か食前に服用して、メチコバールなどは食後に服用してください。
処方された漢方薬
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荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう) | |
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次の症状に有効とされています。 蓄膿症 慢性鼻炎 慢性扁桃炎 | ||
| →適した証:陰虚 | ||
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香蘇散(こうそさん) | |
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「胃腸虚弱で神経質の人」の次の症状に有効とされています。 風邪の初期 | ||
| →適した証:気滞 | ||