耳鳴りの漢方相談(45歳女性)|漢方相談

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耳鳴り(45歳女性)の漢方相談

耳鳴りでお悩みの方が、うち漢方に漢方薬のご相談をされた事例をご紹介します。
グラフは、ご相談者の証を表しており、色が濃いほど証が強く出ていることになります。ご相談者と堀口先生のやりとりを表すタイムラインでは、先生が漢方薬を処方した理由などがご覧になれます。漢方薬を選ぶ際の参考にしてください。
ご自身の証を確認したい場合は、体質チェックをお試しください。

ご相談者


-両方の耳鳴り、市販薬りょうけいじゅつかんとうを服用しています。右耳には効果がありますが、左耳には効果がありません。昼間は右耳鳴りが酷く、夜は左耳鳴りが酷いです。
鍼治療をしていて、緩和されてはいますが、体質改善したいと思います。


堀口先生


耳鳴りにお悩みとのことですね。証判定の結果を拝見すると、血虚と気滞、さらに陰虚と湿痰も高く出ています。耳鳴りや難聴は、耳内が適度に湿度と内部圧力が調整されないことで発生します。
陰虚と湿痰が同時に出ているということは、体内で乾燥しているところと余分な水分が停滞しているところが混在しているあるいは時間差でそのような状況が発生していることを示しています。
ですから、これは耳内の湿度調整が悪いことを示しています。血虚は、耳内に酸素と栄養分豊かな血が供給されていないことを示しています。
気滞は、頭部に気が停滞して熱を持ちやすくします。これによって、耳管という鼻と耳をつなぐ管が炎症を起こし、耳内に気圧の調節が悪くなるのです。
そこで、漢方処方は柴胡加竜骨牡蠣湯と抑肝散を組み合わせてご用意します。これらの処方はいずれも血虚と気滞、陰虚などを改善し、イライラや不安感を緩和します。
柴胡加竜骨牡蠣湯は、お腹の張りや排便をすっきりさせる作用もあります。
抑肝散は、首肩の緊張を取り、頭部の熱感を鎮めます。


 


(電話相談)


ご相談者


-堀口先生 先日はお電話で丁寧に説明して頂きまして、有難うございました。
再度、証判定してみました。判定では、余り変化はないのかもしれませんが、耳鳴りの状態などでは、だいぶ良くなっています。


処方された漢方薬



柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
「比較的体力があり、心悸亢進、不眠、いらだち等の精神症状のある人」の次の症状に有効とされています。
高血圧症 動脈硬化症 慢性腎臓病       
→適した証:陰虚 気滞 
抑肝散(よくかんさん)
「虚弱な体質で神経がたかぶる人」の次の症状に有効とされています。
神経症 不眠症 小児夜なき  
→適した証:気滞 

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