耳鳴りの漢方相談(57歳女性)|漢方相談

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耳鳴り(57歳女性)の漢方相談

耳鳴りでお悩みの方が、うち漢方に漢方薬のご相談をされた事例をご紹介します。
グラフは、ご相談者の証を表しており、色が濃いほど証が強く出ていることになります。ご相談者と堀口先生のやりとりを表すタイムラインでは、先生が漢方薬を処方した理由などがご覧になれます。漢方薬を選ぶ際の参考にしてください。
ご自身の証を確認したい場合は、体質チェックをお試しください。

ご相談者


-中耳炎の治療中に耳鳴りがしだしました。15年以上前になります。今耳鼻科に行っていますが、聞こえには問題はないのですが耳鳴りはつずいています。ビタミン剤と循環を良くする薬をのんでいます。
長い間花粉鼻炎です。耳鳴りのする方はときどきほんのかすかに痛いです。よろしくおねがいします。


堀口先生


ご相談ありがとうございます。耳鳴りにお悩みとのことですね。
耳と鼻は、耳管を通して繋がっており、耳内の圧力や湿気などを調節しています。聴力は異常ないとのことですので、鼓膜と耳小骨付近に炎症と湿気が耳鳴りの原因として関与しているように予想します。
証判定の結果を拝見すると、気滞の要素も出ており、鼻炎の要因に気滞の要因が加わり、治り難くしていると思います。
そのために、精神的に安定させ気を鎮め処方(柴胡加竜骨牡蠣湯など)と、排便を促進させて、気を下げ鼻と耳の炎症を鎮める処方が必要でしょう。


ご相談者


-今耳鼻科で頂いたいる薬で効果が出るとは少し思われないのですが、次となると漢方薬を飲むこととなると思いますが医師に従うべきですか?
もし堀口先生の見立てならば、排便の事も含めて何を飲めばいいのですか?藁にもすがりたい気持ちですが、おる意味開き直らなければやっていられません。
相談にのっていただけてとてもうれしです。どうか宜しくお願いします。


堀口先生


柴胡加竜骨牡蠣湯と桃核承気湯を組み合わせて一種類としてご用意しようと思っています。
柴胡加竜骨牡蠣湯は、心身の緊張感を和らげ、首から耳にかけてのリンパ液の流通を改善して、鼓膜や耳小骨付近の炎症を取ります。
桃核承気湯は、ホルモンと自律神経の働きを整えて、血液の循環を良くします。
便秘を解消する作用もあります。現在、大便の頻度はどのくらいですか?また、便秘薬を服用しないと排便は辛いですか?


処方された漢方薬



柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
「比較的体力があり、心悸亢進、不眠、いらだち等の精神症状のある人」の次の症状に有効とされています。
高血圧症 動脈硬化症 慢性腎臓病       
→適した証:陰虚 気滞 
桃核承気湯(とうかくしょうきとう)
「比較的体力があり、のぼせて便秘しがちな人」次の症状に有効とされています。
月経不順 月経困難症 月経時や産後の精神不安    
→適した証:血瘀 

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