更年期障害の漢方相談(54歳女性)|漢方相談

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更年期障害(54歳女性)の漢方相談

更年期障害でお悩みの方が、うち漢方に漢方薬のご相談をされた事例をご紹介します。
グラフは、ご相談者の証を表しており、色が濃いほど証が強く出ていることになります。ご相談者と堀口先生のやりとりを表すタイムラインでは、先生が漢方薬を処方した理由などがご覧になれます。漢方薬を選ぶ際の参考にしてください。
ご自身の証を確認したい場合は、体質チェックをお試しください。

ご相談者


-更年期障害で不眠症無気力不安感が、あり婦人科と 心療内科に通ってますがいまいちよくなりません。


堀口先生


ご相談ありがとうございます。更年期による不眠や無気力、不安感などにお悩みですね。お仕事はお持ちでしょうか?今までかなり無理をしていませんでしたか?
更年期は、女性にとってホルモンが大きく変動する時期ですので、閉経前後に多少の体調の変化はあって当然です。でも、更年期障害が重く辛い方は、ほとんどがそれまでの生活に無理をして、自分の心や体を見つめる時が無く、大事にする余裕がなかった方がほとんどです。
やんさんもそうだとすれば、今は心身ともに休息の時かもしれません。睡眠は、眠ろう眠ろうと思えば思うほど、眠れなくなるものです。ま、肩の力を抜いて、身体の緊張感を弛めることから始めるとよいでしょう。

証判定の結果を拝見すると、気滞と血虚、血瘀がやや出ています。
気滞は、気が停滞して巡らない状態です。気力が出ないようですが、決して元気が不足している分けではありません。停滞している気を巡らせば、気力はでます。
血虚と血瘀は、血液の循環が悪く、酸素と栄養分を運ぶ血が、不足しているところと、停滞しているところが、混在していることを示しています。これは、更年期によるホルモンと自律神経の働きが乱れることによります。


ご相談者


-婦人科と心療内科のお薬を返 信しましたが届いてないのでしょうか。


堀口先生


直接ご返信頂いたようですが、お薬のメール届いています。漢方薬も処方されているのですね。これらと併用する方向で、こちらの漢方薬を処方しますが、よろしいでしょうか?


ご相談者


-お願いします。


堀口先生



今回は、柴胡加竜骨牡蠣湯と抑肝散を混ぜて一種類としてご用意します。
柴胡加竜骨牡蠣湯は、心身の緊張を緩和して、不安感や緊張感を鎮めます。
抑肝散は、抑圧された心身の緊張を解放して、気分をすっきりさせます。いずれの処方も、気の停滞を上手に巡らし、気力を高めます。


処方された漢方薬



柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)
「比較的体力があり、心悸亢進、不眠、いらだち等の精神症状のある人」の次の症状に有効とされています。
高血圧症 動脈硬化症 慢性腎臓病       
→適した証:陰虚 気滞 
抑肝散(よくかんさん)
「虚弱な体質で神経がたかぶる人」の次の症状に有効とされています。
神経症 不眠症 小児夜なき  
→適した証:気滞 

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