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更年期障害(ホットフラッシュ、足の冷え)(55歳女性)の漢方相談

ご相談者
-年齢的に更年期で、ここ3年程、とにかくホットフラッシュ及び足の冷え(足首)が凄いです。
朝とてものどが渇きサプリメント(グルコサミン等)と共に水を飲んでいます。 昨年夏は帯状疱疹ができ今は完治しております。坐骨神経痛もあり足のかかとが痛みます。
漢方薬は効き目がゆっくりだと思いますが、一週間で症状が変わりますか?
堀口先生
ホットフラッシュとのことですが、汗はかなりかきますか?
のどの渇きとのことですが、1日に水分はどのくらい摂取しますか?さらに小便回数と量はいかがでしょうか?
漢方薬の効きは目的とするところによって期間が異なってきます。更年期障害のすべての症状をすぐに治すのは難しいですが、汗の出具合やのど渇き方などは1週ぐらいで多少の改善は図れますよ。
ご相談者
-水分は一日コップ10杯(お茶・水・コーヒー・その他)ほどです。元々汗かきでありましたがホットフラッシュは別物と考えられます。
汗をかきますのでトイレの回数は朝起きてから寝るまでに一日7~6回程と思います。夜中に2度ほど起きる時もあり夜中のホットフラッシュもありです。量は普通かと・・・。 一度起きたら中々寝付けず。
日中はデスクワークですが足だけ冷えます。今は発汗と冷えが一番厄介で仕事中が困ります。よろしくお願いいたします。
堀口先生
更年期には、ホルモンの大きな変動があり、そのダイナミックな変動を調節しているは脳下垂体にあります。
この脳下垂体のすぐ上に、視床下部があり、こちらは自律神経の調節をしています。隣り合った部位ですので、ホルモンの大変動は自律神経の乱れを起こします。これが更年期障害です。
漢方では、証に合わせて、ホルモンと自律神経の働きを調和させて、更年期障害を鎮めていきます。マッチさんの証判定の結果では、気滞と血瘀が特に高く出ています。これらを改善するために、柴胡加竜骨牡蠣湯と女神散を混ぜて、一種類としてご用意します。
柴胡加竜骨牡蠣湯は、自律神経に働きかけて、のぼせや不眠などを改善します。女神散はホルモンの働きを調整して、やはりのぼせやフワフワ感、手足末端の冷えを改善します。
処方された漢方薬
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柴胡加竜骨牡蛎湯(さいこかりゅうこつぼれいとう) | |
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「比較的体力があり、心悸亢進、不眠、いらだち等の精神症状のある人」の次の症状に有効とされています。 高血圧症 動脈硬化症 慢性腎臓病 | ||
| →適した証:陰虚 気滞 | ||
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女神散(にょしんさん) | |
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「のぼせとめまいのある人」の次の症状に有効とされています。 産前産後の神経症 月経不順 血の道症 | ||
| →適した証:気滞 | ||