HOME>漢方相談>息苦しい だるさ めまい 不安感(24歳女性)の漢方相談
息苦しい だるさ めまい 不安感(24歳女性)の漢方相談

ご相談者
-パニック障害があります。飲んでいる薬は、セパゾン、ソラナックス、セルシン、イスクラです。温担湯 六君子湯が合わなくなって漢方薬局に相談し温担湯を三週間程飲んでます。不眠症、吐き気、めまいで相談した所出してもらいました。
今は不眠症は治り吐き気もほとんどありませんが食欲がなく食べるとお腹が張ります。 そんなに水分を取ってないけどお腹がチャポチャポします。
舌に歯型あり。 一番気になるのは息苦しさとめまいです。体力もありません神経質でストレスも溜まりやすくて不安感があります。気管や喉辺りに圧迫感があり、左胸が痛むこともあります。
堀口先生
不安感や緊張感というのは、誰にでもあるものです。しかし、これに負けてしまうのは、体力に余裕がないからです。中村さんの場合も、胃腸の働き弱く食べ物から十分なエネルギーを吸収できません。
さらに、のどや胸部のコリ緊張が、気管と肺を開けないので、十分に呼吸ができず酸欠です。まずこれらを改善して、身体に体力的な余裕を作っていきましょう。
現在一番の症状は、息苦しさとめまいとのことですが、めまいはどんな時起こりますか?また、どんなめまいですか(回転やふわふわなど)?立ちくらみはないのですね。血圧はどのぐらいでしょうか?
ご相談者
-お返事ありがとうございます。めまいは頭が重くてクラクラする感じで回転性ではないです。確かに消化器が悪く体重がどんどん減っていきます。
血圧は低めで上が100前後下が60台ぐらいが多いです。寝起きはすごく体がだるいです。
堀口先生
お知らせありがとうございます。やはり、めまいは頭や身体が重くクラクラと力が入らないような感じですね。
証判定の結果にもあるように、気虚が一番に改善すべきところですね。気虚でも胃腸の働きが低下し消化吸収力が低い脾気虚ですね。低血圧やめまいもこれが原因です。この改善に加味帰脾湯を選びます。
温胆湯より胃腸への負担が少ない処方です。さらに息苦しさと胸の圧迫感と、気滞の改善に香蘇散を選びます。2処方を混ぜて一種類としてご用意します。香蘇散は、のど風邪などに使う漢方ですが、紫蘇や香附子が入っており、気の巡らしを良くして気滞を改善し、呼吸を楽にします。
ご相談者
-温胆湯を中止することにより不眠症は復活しませんか?
堀口先生
病院のお薬などは、今まで通り服用してください。温胆湯も併用して問題ありません。漢方薬は食間か食前に服用してください。病院とのお薬との服用の間隔を30分以上空けてください。それと、腹式呼吸をやるとよいですね。後ほど、やり方をお教えします。
処方された漢方薬
![]() |
加味帰脾湯(かみきひとう) | |
|
「虚弱体質で血色の悪い人」の次の症状に有効とされています。 貧血 不眠症 精神不安 | ||
| →適した証:気虚 | ||
![]() |
香蘇散(こうそさん) | |
|
「胃腸虚弱で神経質の人」の次の症状に有効とされています。 風邪の初期 | ||
| →適した証:気滞 | ||