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椎間板ヘルニア(腰痛)(34歳男性)の漢方相談

ご相談者
-腰に激痛があり、病院でMRIを撮り、椎間板ヘルニアと診断されました。 かなり大きく飛び出し、神経を圧迫しており、手術した方が良いと医師に言われましたが、もう少し様子を見させてくれと現在にいたっており ます。
現在 症状は当初に比べればだいぶ落ち着いてはきましたが、まだ座ることはできません。 歩行もゆっくりなら出来ますし、座る以外の日常生活はできる状態です。 痛みがでてから2週間くらいは日に日に良くなっていくのがわかったのですが、それ以降は一進一退な感じで、完璧に治すにはやはり手術しか ないのだろうか?と思い始めております。
うち漢方様のHPを拝見し、最後にこちらのお薬を試してから決めようかと思い相談させていただきました。 いくつか質問がありますので、ご回答いただければ幸いです。
(1) そちらのお薬を引用すればどのくらいで、何かしらの改善は感じられるのでしょうか? 3カ月~1年はかかってしまうのでしょうか?
(2) 現在下記の薬を服用しておりますが、漢方薬を飲むとすると服用は止めておいたほうが良いのでしょうか? ・オステラック錠200 ・ファモチジン錠10 ・メコバラミン錠500 ・ノイロトロピン錠 以上です。 お忙しいとは思いますが、ご回答頂ければ幸いです。 どうぞよろしくお願いいたします。
堀口先生
ご相談ありがとうございます。20・30代男性の椎間板ヘルニアはわりと多い症例です。その後の経過をみると、やはり手術をせずに治した方がよいと思います。
手術をしたとしても、その後やはり養生(生活パターンや食生活の改善など)をしないと、数年後に再発する可能性が高いです。ですから、この機会に生活パターンなどを見直して、自力で治した方がよいと思います。
ご質問に関してですが、(1)今回ヘルニアを起した漢方的な原因を突き止め、それを改善していきます。たとえば今回の証判定に下痢しやすいとありますが、お腹に力が入らないと腰もしっかりと安定した力を出せません。これの改善には、数週間でよいです。
(2)病院の薬はそのまま併用してもらいます。漢方は別のアプローチになりますので、双方で協力するように治していきます。
ご相談者
-早速のお返事ありがとうございます。 私の場合、まずは下痢を治すことからということになるのでしょうか? 参考までにですが、昨年 腸の調子が悪く病院にいったところ、過敏性大腸炎と診断されております。
現在の症状 ・椎間板ヘルニア発症 ・ゆっくりなら歩けるが痛みを伴う。 ・座る事が出来ない。 ・寝ていると痛みとしびれは落ち着くがで2時間以上立っていると痛み しびれがでる。 ・しびれは右のおしりから足先小指と薬指まである。 ・食欲はある。 ・良く下痢と便秘を繰り返す。
・飲んでる薬は・オステラック錠200 ・ファモチジン錠10 ・メコバラミン錠500 ・ノイロトロピン錠です。 (痛み止め、胃薬、血行を良くする薬) 以上です。
参考までにどのような薬を処方していただけるのか教えていただけますか。 どうぞよろしくお願いいたします。
堀口先生
今回の証判定でも、気滞が一番ですね。湿痰と胃腸のことを考慮すると、五積散などが有力候補です。一種類で何とかいけると思います。
ただ、基本的にはもうしばらく安静が必要と思います。寝ているとき以外は、座っていてももちろん立っていても、背骨に対して重力は垂直にかかります。ヘルニアを凹まし元に戻すには、背骨に重力がかからないようにすることが基本です。
ご相談者
-引き続きお薬を飲んでみようと思うのですが、何週間分がよいのか、引き続き同じ内容のお薬を飲んだほうが良いのか教えてください。
・ 腰に痛み等はないのですが、お尻から太もも、ふくらはぎ、かかと、あしの外側に動くと痛みとはりがでます
・病院からの薬(痛み止め、血流改善の薬)は飲み終え、現在は服用しておりません。
・胃腸の状態としては薬を飲み始めてからおならが頻繁にでるようになりました。 以上です。
堀口先生
再度の証判定ありがとうございました。
睡眠悪化や不安感で気虚が上がってきましたね。五積散はそのまま継続として、疎経活血湯に加味帰脾湯を混ぜてご用意します。
加味帰脾湯は、胃腸の働きを高めて、精神的な安定を与える漢方です。気虚の改善によいです。排便の状態が安定してきているようで、よかったです。引き続き胃腸の働きが高めて、腰痛と精神的な面も改善してくるように処方しました。
また、入浴時間(湯船に浸かる時間)を、短くしてください。神経痛には温めは良いのですが、ヘルニアには良くありません。
処方された漢方薬
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五積散(ごしゃくさん) | |
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「慢性に経過し、症状の激しくない人」の次の症状に有効とされています。 胃腸炎 腰痛 神経痛 | ||
| →適した証:湿痰 | ||
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疎経活血湯(そけいかっけつとう) | |
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次の症状に有効とされています。 関節痛 神経痛 腰痛 | ||
| →適した証:湿痰 | ||
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加味帰脾湯(かみきひとう) | |
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「虚弱体質で血色の悪い人」の次の症状に有効とされています。 貧血 不眠症 精神不安 | ||
| →適した証:気虚 | ||