あせも(54歳男性)の漢方相談

ご相談者
-一昨年あたりから肌の調子がわるくなりました。特に金属アレルギーが出て、昨年の夏はあせもから肌がジュクジュクして治りが悪くなりました。スポーツしたら、わきの下に赤いあせもが出てフルコートを塗りますと改善しますが、また汗をかくと赤くなってきて、いたちごっこの状況です。
この症状は、漢方で治りますか?
堀口先生
あせもにお悩みとのことですね。証判定の結果を拝見すると、湿熱と気滞が高く出ています。
湿熱は、体内に余分な水分が停滞して、それが熱を帯びて皮膚や鼻など粘膜を炎症させている状態です。
気滞は、ストレスや心身の緊張から、気が停滞して、イライラや痒みなどを起こします。
漢方で、解毒代謝を高めて、停滞している湿や気を巡らすことで、あせもなどのアレルギー体質を根本から改善することができます。身長と体重をお教え頂けますか?また排便量は食事量に対して十分に出ていますか?
ご相談者
-慎重164cm体重は69Kgです。ボディビルやってます。体脂肪率14.2%です。また排便量は食事量に対して十分に出ていますか?便秘では、無いので十分出ていると思います。
堀口先生
お知らせありがとうございます。では、越婢加朮湯と防風通聖散を組み合わせてご用意しましょう。
越婢加朮湯は、発汗を調整して、あせもや湿疹を改善します。
防風通聖散は、新陳代謝を高めて、体内に溜まった老廃物や毒素などを排出します。多少大小便の量を増やしますが、アレルギー体質の改善に必要です。
処方された漢方薬
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越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう) | |
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「浮腫と汗が出て小便に支障のある人」の次の症状に有効とされています。 腎炎 ネフローゼ 脚気 | ||
| →適した証:湿熱 | ||
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防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん) | |
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「腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな人」の次の症状に有効とされています。 高血圧の随伴症状(どうき、肩こり、のぼせ) 肥満症 むくみ | ||
| →適した証:湿熱 | ||